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救命救急の看護師は勉強が大変!?効率よい学習法とおすすめの本も紹介!

「救命救急の看護師は勉強が大変そう」、「何から勉強すれば良いのか分からない」と悩んでいる人も多いと思います。

勉強が大変そうだから、救命救急センターへの転職を躊躇している人もいるのではないでしょうか。

確かに、救命救急には色々な病気のしかも重症の急患が集まりますから、看護師として仕事をするには幅広い知識が必要です。

でも、むやみやたらに勉強する必要はありません。

効率よい勉強方法はあります。

救命救急の看護師におすすめの効率良い勉強法とおすすめの本をご紹介していきます。

 

救命救急の看護師の勉強は大変?効率重視で勉強した方が良いよの巻

救命救急の看護師は勉強が大変というイメージが強いと思います。

でも、効率よく勉強する方法があるよというお話をご紹介します。

 

救命救急の看護師はがむしゃらよりも効率重視で勉強したほうが良いというお話

頑子:中規模総合病院の消化器内科から転職してきたばかりの4年目看護師。とにかく真面目。いろいろ頑張るけれど、空回りすることも多い。

要子:1年前に頑子と同じ病院から転職してきた4年目看護師。頑子とは看護学校の同級生。飄々とした雰囲気で周りには「適当でやる気がない」と誤解されやすいが、ただ単に要領が良いだけ。やることはきちんとやるタイプ

認子:救命救急センター13年目。クリティカルケアの認定看護師の資格を取得している。

 

日勤終了後。救命救急センターの看護師の休憩室。

頑子:「うわぁぁ~~~~~!!!

ドサドサドサっという大きな音と共に頑子の悲鳴が救命救急センターのナースステーションにまで響き渡った。

認子がナースステーションから急いで休憩室に駆け付けてドアを開ける。

認子:「どうした?何があった!?大丈夫???」

ドアを開けた認子の目の前には、床に散らばった10冊以上の参考書とへたり込んだ頑子がいた。

認子:「頑子さん、大丈夫?どこかケガした?体調悪い?」

頑子:「あ・・・、認子さん。大きな声を出してしまってすみません」

認子:「ううん、大丈夫。そんなことより、頑子さんは大丈夫?」

頑子:「はい。ちょっと参考書が重くて転んでしまっただけなので。本当、すみませんでした。大丈夫です」

認子は頑子と一緒に床に散らばった頑子の参考書を拾い、テーブルの上に置く。

認子:「すごいね、たくさん勉強してるんだね」

頑子:「私、転職してきたばかりだし、何も分からないので・・・。とりあえず勉強しなくちゃと思って・・・」

認子:「うんうん。頑張ってるんだね」

頑子:「はい。でも、私、みんなの足を引っ張ってばかりで。早く救命救急センターの仕事とか疾患とかを覚えないと・・・。まだまだ知識が足りないから。」

認子:「そっか。それにしても、たくさんの参考書。あまり根詰めすぎると疲れちゃうから、少しずつ勉強すれば良いと思うよ。ね?」

頑子:「でも、救命救急って勉強しなくちゃいけないことがたくさんあるじゃないですか。疾患の幅は広いし、診断ついてない患者さんが来るからたくさんの知識が必要だし。人工呼吸器とかECMOとかの医療機器の取り扱い・操作・看護とか。あとは家族看護や精神看護の知識も必要だし。私、前の職場ではあまり急変に当たらなかったから、急変対応もできないから勉強しなくちゃ。あとはBLSやACLS、小児救急とか、トリアージ。災害看護も。急性期リハビリも?とにかくやらなくちゃいけないことがたくさんあって。正直、頭がパンクしてます。もう、心が折れそうです」

認子:「一気に全部はできないから、1つ1つ勉強していけば良いんじゃないかな」

頑子:「何の勉強を優先すれば良いですか」

認子:「そうねぇ・・・」

休憩室のドアが開き、要子が入ってくる。

要子:「お疲れ様です」

認子:「あ、要子さんに聞くのが一番良いんじゃない?要子さん、この1年間でメキメキ成長したし」

要子:「何の話です?」

認子:「去年転職してきた時、何から勉強した?参考書、どんなものを買った?何冊くらい持ってるの?」

要子:「参考書は1冊だけ買いました。何から勉強したかって言われても・・・、うーん」

頑子:「要子は学生時代から天才肌なんです。ガツガツ勉強しなくても、テストで良い点とれるし、実習もそつなくこなすし。だから、私とは違って勉強しなくても救命救急の仕事もどんどんできちゃうんです」

ちょっとムッとする要子。

要子:「え、何それ。どういう意味?なんかトゲがあるんだけど」

頑子は少し声を荒げる。

頑子:「だってそうじゃん。要子はいつも涼しい顔して何でもできちゃう。でも私は頑張ってるのに、いつも要子よりも下」

認子:「まあまあ2人とも。とりあえず落ち着こう。要子さんが頑張っていること、私知ってるよ。いつもいろいろメモしてるよね」

頑子:「え?だって参考書1冊しか買ってないんでしょ。私、こんなに買ってるし。家にはもっとあるし」

要子:「参考書なんて1冊で十分。たくさん買えば良いってもんじゃないよ。1冊買って、それをしっかり勉強して、足りないと思ったらまた買えば良いだけの話」

頑子:「あ、確かにそうかも・・・」

認子:「私も若い頃はたくさん買ったけど、結局いつも使うのは1~2冊だけだったなぁ」

要子:「あと、救命救急に来たばかりの頃は、その日受け持ちの患者さんの病態生理を仕事が終わった後に勉強しなおした。ゼロから勉強するよりも、実際に受け持った患者さんの方が具体的にイメージしやすくてわかりやすいから」

認子:「それは私もやったな。あとは?要子さん、どんな勉強してる?」

要子:「あとは呼吸器とかIABPとかECMOとかはマニュアル読みました。処置物品とかプロトコールはメモにしていつでも見直せるように、このポシェットに入れてます」

頑子:「要子。ごめん。要子も勉強してるし、努力してるんだね。誤解してた。本当、ごめん」

要子:「いいよ、分かってくれれば。確かに、私は要領が良いとは言われるし、誤解されやすいのかも」

認子:「確かに、要子さんは要領が良いかも。あ、良い意味でね」

要子:「ふふ、気を使わなくて良いですよ。私、無駄に苦労するよりも、できるだけ楽をしたいタイプなのは事実ですから。例えば、自分で調べたり勉強してもいまいちわからないことがあれば、認子さんとかドクターにサクッと聞いちゃう。全然勉強せずに聞くのは失礼だと思うけれど、勉強しても分からないならわかる人に聞いた方が確実だし効率良いし」

認子:「そうね。私でわかることはきちんと教えるよ」

頑子:「そっか、それで良いんですね」

要子:「あと、参考書は何が良いのか、先輩に聞いた。そっちの方が確実だし、貸してくれることもあるし。この休憩室の本棚にも、救急看護の雑誌あるから、それ借りてる」

認子:「そうよ、買う必要がなければ買わなくていいよ。参考書って高いしね」

頑子:「わかりました!これからは要子を見習って、効率よく行きます。認子さん、たくさん教えてくださいね!」

認子:「私でわかることなら。私も勉強し直さなくちゃなぁ」

要子:「よし、頑子。2人でどんどん認子さんに教えてもらおう!」

頑子:「そうだね」

認子:「ちょっと待って。一応、自分で勉強してからよ。私をChat GPTとかAI代わりにしないでよね。『OK、Google』みたいに『OK、認子』とか『Hey、Siri』みたいに『Hey、認子』もダメだからね!」

 

救命救急の看護師は勉強を何から始める?どんな分野が必要?

救命救急の看護師の勉強は幅広い分野が必要

救命救急の看護師の勉強はどんな分野が必要なのでしょうか?

頑子は幅広い疾患、医療機器の取り扱い、家族看護や精神看護、急変対応、BLS・ACLS、小児救急、トリアージ、災害看護、急性期リハビリなどを挙げていました。

これらすべて、救命救急の看護師には必要な知識になります。

 

全科に渡る疾患の医学的知識

救命救急にはほぼあらゆる診療科の重症急性患者がやって来ます。

特に、二次救急の病院では来ないような脳血管障害・脳損傷を伴うような頭部重症外傷・心血管疾患(特に心筋梗塞・大動脈解離・大動脈瘤破裂など)・重症外傷・多発外傷・重症熱傷・薬物中毒などは多く患者さんが訪れるので知識が必要です。

その他では小児科・産科も患者さんが多く訪れる領域です。

もちろん解剖整理から病態生理までの知識が必要です。また、薬理や臨床検査・医療機器などについても知っておかなければなりません。

そのうえ、救命救急に運ばれる患者さんはあまり教科書的ではない、つまり型にはまった状態ではないとも言えるので、ただ暗記するのではなく、関連性を考えられなければなりません

頑子も「疾患の幅は広いし、診断ついてない患者さんが来るからたくさんの知識が必要」と言っていましたね。

また、私たちは医師ではなく看護師ですので、その医学的知識を看護に繋げられるようでなければ知識として十分役に立つとは言えませんよね。

 

患者さんの時期に応じたこと、未来のための急性期看護

救命救急は重症患者さんの急性期を主に扱うので、急変対応や急性期看護についての知識はもちろん必要です。

そして、私たちが扱っている急性期や超急性期の命をなぜ助けるのか・なぜ看護するのかと言えば、その後の未来があるからです。

「未来」とはどのようなことかと言えば、その後の日常生活や社会生活です。

ですから最近は救命救急でも重視されるのは、二次障害の予防や急性期リハビリテーションです。ここに力を発揮するのは、医師の治療だけではなく看護の力であることは言うまでもありません。

つまり、その時に命を助けるだけでなく未来を念頭に置いて、二次障害予防や急性期リハビリテーションなどについてもしっかり知識や技術をつけておくことが大事なのです。

頑子も急性期リハビリの必要性を認識して、勉強しなければと言っていました。

 

体以外のこと、心のこと

急性期看護、特に救命救急のように命を脅かされるような重症の場合には精神的なケアがとても大切なのは皆さんご存知のとおりです。

危機状態における精神的ケアは、救命救急看護師が果たすべき重要な役割であり仕事です。

頑子は精神看護や家族看護も勉強していると話していましたね。

多くの患者さんや家族は危機的状況にあるわけですから、看護師としても心理的危機に陥っている人の心理状態・精神病理や精神的看護・コミュニケーションなどに関する知識は欠かすことができません

 

特殊な状況や災害に関すること

近頃は大きな地震が立て続けに起こっており、また今後も起こる可能性が指摘されています。東日本大震災の際にも特に災害急性期には多くの救命救急看護師や救急看護師が活躍しました。

他に救命救急に多くの患者さんが運ばれる特殊な状況としては、大火災や多重事故、テロなどが考えられます。

これらはそれぞれの状況に特徴的な患者さんが運ばれていて、それに応じた看護が求められます。

特に地震では、被害の状況に応じて外傷・熱傷・津波肺など特徴的な傷害が起こります。また被災後の時期によって患者さんの構成が変化するため必要とされる看護も変化しますから、その時期と看護についても知っておかなければなりません。

加えて、こういった特殊な状況では必ずしも人的にも物的にも充足された状態とは言えない中で医療処置や看護をしなければならないため、知識や経験に応じて工夫し、管理する能力が求められます

さらにそこに接する大多数の人々の心理的状況も通常とは異なります。地震のような大災害では自らが被災者となりながらも、被災者の受け入る側にならざるを得ないこともあります。

こういった特殊な状況では、救命救急看護師の力が求められることが多いので、知識をつけて置いたり、備えておくことが必要なのです。

頑子は災害看護の他に、トリアージも勉強しているようでした。トリアージは災害時だけでなく多発事故などでも必要になります。また、救急外来でも必要な知識です。

 

救命救急の看護師は勉強をどうやるの?効率よい勉強方法はある?

あるある?救命救急の看護師の勉強についての悩み

ここまで勉強するべき内容について見ていると、勉強することが多すぎて目が回りそうになった人もいるかもしれません。他に困ったことはありませんか?

勉強することが多すぎる、教科書や本のとおりにはいかない、知りたいこと欲しいことがそのまま載っている本が少ない・見つからないというのは救命救急について勉強しようとするとよく行き着く悩みです。

頑子も勉強が追い付かなくて、心が折れそうと言っていましたね。

また、医師も同様に診たことのない患者さんに悩んでいます。だってそうでしょう?特に多発外傷患者さんなんて、誰かと全く同じケガをして来る人のほうが少ないかもしれません。

でも、みんな看護したり診療しています。どうやって勉強しているんでしょうか?

 

まずは基礎、正常から

王道ですが、まずは基礎からあるいは正常から遡って勉強することです。

たとえば、心筋梗塞の患者さんの看護を勉強したければ、看護の土台になるのは心筋梗塞に対しての治療や診断です。ここから離れては看護とは言えません。

そして、治療や診断の意義や目的・効果を理解するには、その病気の病態生理を知らなければなりません。そして病態生理を理解するためには基礎あるいは正常として解剖生理は欠かせません。

このように、まずは正常な体の位置や仕組みや働きや反応を解剖生理から深く知ることが大事です。これがあるから、異常な状態(病気やケガ)の体の反応や成り行きが理解できるのです。

また、心筋梗塞の看護を勉強するのに、いきなりPCPSやIABPを使わなければならないような重篤な3枝病変の勉強をするとかではなく、オーソドックスにカテーテル治療で順当に治療し回復できる基本的・典型的な症例から勉強すると理解しやすいですよね。

 

回り道を近道にするための思考過程と無駄な暗記を省く工夫

ここで、「すぐに心筋梗塞の看護ができるようになりたいのに、解剖生理からなんて勉強していられないし、頭に入りきらないよ」という慌てんぼうさんもいるかもしれません。

しかし、解剖生理は病気や看護の勉強をする上では、建物の土台の部分に当たるので避けることはできないと言っておきましょう。

しかし、全てのことを理解したり覚えることは誰にも不可能なことです。ここで一つ気づくと楽になるのは、「実はすぐに覚える必要がある事柄は少ない」ということです

実際に最も緊急で覚えなければならないのは、蘇生処置の流れや連絡体制などでしょう。

なぜなら、看護のために勉強したことは丸暗記すべきことでもありませんし、丸暗記したからと言って処置ができるようになったり判断ができるようになったり素晴らしい看護ができるようになったりするものでもないからです。

それよりも、様々な患者さんに接して病態を見たり、その時の医師の指示を聞いたり、他の看護師の看護を目にしたりといった実際の場面の中で、考えるときの材料にするときにこそ勉強した知識は生かされます

そして、勉強した事柄と経験した事柄から「なぜこうなっているのか、なぜこの治療や処置が必要なのか、やるべき看護は何か、患者さんはこれからどうなるのか」などと思考したことが経験になり、自然と記憶になり、実になっていきます

また、緊急の際など動揺している時には自分の記憶も当てにならないものだと心得ておきましょう。

勉強した事柄を直ちに覚えるよりは、何かあったときに自分がすぐに目にできる形にしておく、例えば整理された持ち歩けるサイズの手帳を作るなどのほうがよほど効率的で効果的というものです。

また、しっかりと医師や同僚看護師・薬剤師や技師とコミュニケーションして自分の考えや知識だけに頼らずに色々な人の知恵や考えを借りて、自分のわからないことを不明確にしないことも大事です。

要子はメモを作って、ポシェットに入れて勤務中に持ち歩いていると言っていました。また、自分で勉強しても分からないことは認定看護師の資格を持つ認子やドクターに聞いていると言っていましたね。要子のような勉強方法は効率が良いと言えるでしょう。

 

まずは経験したことから

すでに救命救急看護師として働いている方から見ると、「たくさん勉強しなくちゃ!」というのはかなり切羽詰まった悩みかもしれませんね。

そんな方のために典型や基礎から勉強する方法の別の近道をお話しましょう。

その日に受け持った患者さんの病態生理を勉強しましょう

要子の勉強方法です。その日に受け持った患者さんはなぜこうなっていて、体内でどんなことが起きていて、なぜこの治療をしているか。これを勉強し、積み重ねていくと、自然と救命救急で必要な知識を得ることができます。

 

救命救急の看護師の勉強はマニュアルと参考書を使い分けて!

救命救急の看護師の勉強は、マニュアルと参考書を上手に使い分けましょう。

この2つをうまく使い分けると、効率よく勉強ができます。

 

医療機器の取り扱いやプロトコール・クリニカルパスは病院マニュアル一択!

救命救急センターがあるような病院は、医療機器の取り扱いやCPAの時のプロトコール、疾患別のクリニカルパスなどマニュアルがしっかり用意されていると思います。

例えば、救命救急に運ばれる症例の中でも先ほど挙げたようなカテーテル治療で改善する比較的軽度の心筋梗塞や、脳梗塞のアルテプラーゼ療法、クモ膜下出血患者の手術前の管理などですね。

これらのマニュアルがある場合は、参考書よりもマニュアルをしっかり読み込んで覚えておきましょう。とりあえず、マニュアルを覚えておけば何とかなります。

マニュアルを覚えて、「なんでこの時はこうするんだろう?」などの疑問が出たら、それを参考書で勉強するようにしてください。

病院のマニュアルと参考書では、手順や使用する薬剤・物品が違うこともあります。

それなのに、参考書優先で勉強したら、「マニュアルではこうなのに、なんでマニュアル通りにやらないの?」と注意されてしまいますし、そこからマニュアルを覚え直すので二度手間になります。

そうならないためにも、病院のマニュアルがあるものはマニュアル優先で勉強してください。

要子は「呼吸器とかIABPとかECMOとか」のマニュアルを読んで勉強したと言っていましたね

また、救命救急では応急処置を手早く楽にするために業務の空いた時間やフリー業務時間に処置キットを組む作業を行っています。あるいは人工呼吸器や点滴ポンプや除細動器などは毎日点検業務をしているはずです。

こういった作業の中で、処置キットを組みながら処置の段取りを振り返ってみたり、人工呼吸器のモードの勉強をしたり、除細動器の使い方を知っておくと頭に入りやすいですよ。

 

参考書は救急看護を1冊でOK

救急看護の参考書は1冊用意しておきましょう。

要子も参考書は1冊だけ買ったと言っていました。

救命救急の看護を網羅した参考書を1冊買えば十分です。

もし、その参考書に載っていないものがあれば、要子のように先輩に聞いたり、病院で購入している雑誌を利用しましょう。

ただ、救急看護の参考書の中には、救命救急(3次救急)よりも救急外来(1次2次救急)を中心にしたものがありますので、きちんと救命救急にフォーカスした参考書を買うように注意して下さい。

救命救急の看護師におすすめの本はこちらです。

「はじめての救急看護: カラービジュアルで見てわかる!」

「救命救急ビジュアルナーシング」

「救急看護学 第7版 (系統看護学講座別巻) 」

これらの中であなたに合いそうなものを選んで購入すると良いでしょう。

救命救急センターで働くなら、いろいろある疾患の中から、まずは「ショックの4病態」を勉強しておくと役立ちますよ!

 

まとめ

どうでしたか?やっぱり救命救急の勉強は大変だなと感じたかもしれませんし、これなら興味をもってできそうだな・やれそうかなと感じたかもしれません。

いずれにしても、「救命救急の看護師」ですから、命を救うのに勉強に手を抜くわけにはいきません。ここはある程度腰を据えて勉強しなければ・・・。

と思ったところで、一つ忘れかけてはいませんか?

勉強するにはもちろんあなた自身の努力が必要ですが、病院の教育体制や指導体制も大事です。また、救命救急は病院内でも独自の看護師のラダーを持っているところも少なくありません。

転職サイトに登録したら、担当のコンサルタントにその病院の教育体制や指導体制を調べてもらうことを忘れずに押さえておきましょう!


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ救命救急センターの看護師の求人はどこで見つければいいの? 編集部

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