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救命救急への就職・転職に勝つ!救命救急から見て魅力ある看護師とはどんな看護師?
救命救急はドラマなどでもよく取り上げられたりしていて、医療業界でも花形のようなイメージのあつ目立つ部署ですよね。
救命救急を扱っている病院は基本的には大病院や地域の基幹病院です。他の職場に比べると就職や転職を志望する看護師が多いですし、救命救急となるとさらに人気が高い場合もあります。
その反面、救命救急は専門的な技術や高度な判断力を必要とするため、一筋縄では就職できないこともあります。例えば、救急での経験がない看護師や新卒の看護師は採用していないという救命救急もあります。
では採用側が「この人を救命救急に採用したい」と思える看護師、つまり採用する側から見て魅力的に見える看護師像はどんなふうでしょうか?
目次 [目次を隠す]
経験の裏打ちがある看護師は魅力的
救命救急は患者さんの命に直結する分野です。高度な技術や知識や判断、行動力なども求められます。
いっぽう、非常に忙しい分野ですし、幅広く深い専門知識を必要とするため、救命救急で戦力となるような“デキル”看護師の育成はとても時間がかかり大変な作業です。
ですから、救命救急の分野は特に“戦力になる人材”を求めている分野だとも言えます。そして、その戦力になり得る大きな要素の一つとして、その看護師の経験や資格が考えられます。
急性期分野の専門部署での経験を持つ看護師は魅力的に見える
患者さんの超急性期の状態に対応できるような経験がある看護師は救命救急で採用するには魅力的な看護師です。
脳外科・循環器科・心臓血管外科・消化器外科・産科・小児科・整形外科(外傷外科)などは、特に救命救急に患者さんが多く運ばれやすい科です。
これらの科について急性期病院や救急の分野で職歴がある看護師なら、すぐに採用したいとなるところです。もちろん、救急や集中治療室などの部署での経験も歓迎されます。
上に挙げた以外の分野でもその科に応じた急変や重症対応、例えば皮膚科・形成科なら全身熱傷であるとか、消化器内科なら急性膵炎や吐血、糖尿内科であれば糖尿性昏睡などしっかりした看護経験があれば、履歴書や面接でアピールしたいところです。
救命救急に役立つ資格を持っている看護師は魅力的
もちろん、救命救急に関連するような資格を持っていれば鬼に金棒ですよね。代表的なものを以下に挙げてみましょう。
看護協会が認定している認定・専門看護師では救急看護認定看護師・小児救急看護認定看護師・集中ケア認定看護師・急性・重傷者看護専門看護師・災害看護専門看護師などがあります。
また、特定看護師も医師に代わって救命に必要な処置ができるので、とても強い資格です。看護師以外の資格としては救急救命士の資格も強いですよね。
あるいは、明確な資格としてではなくとも、二次救命処置(ALS)や小児二次救命処置・新生児蘇生法などを受講しておくのも助けになりますよ。
命へのコミットメントがある、そしてそれを表明できる看護師は魅力的
資格や経歴も大事ですが、救命救急看護師として求められるのは、命を救うということに対して強いコミットメントがあることやその責任を理解していることです。
これは履歴書の志望動機や面接での言葉や表情に現れるところであり、突き詰めて言えば、「なぜあなたが救命救急で働きたいと思っているのか」「あなたが救命救急で果たしたいと思っていることは何か」といったことです。
これは単にモチベーションのようなことだけを言っているのではありません。救命救急は実際に、知識や技術や判断だけでなく、体力的にも精神的にもハードな職場です。
救命救急の患者さんの搬送には波があります。このため、夏や冬など救急搬送が増える時期には搬送がひっきりなしでまるで現場が地獄のように感じるほど忙しく、夜勤の16時間で足を止める間もないということもあります。
また、実際に心肺蘇生に当たった経験がある方はご存じでしょうが、とにかく体力と集中力を使う作業です。胸骨圧迫を行っていると腕・腰・足まで筋肉痛でパンパンになります。
このように自分自身が疲労困憊するような状況で、集中力を切らさずに救命に心血を注ぐのは簡単なことではありません。自分や周囲のスタッフを鼓舞したり励ます精神的な強さが求められます。
そして、この精神的な強さを支えるのは、「命を助けたい」という強い思い、命や救命救急の仕事への強いコミットメントなのです。
救命救急に就職を希望するからには、これは間違いなく求められていると考えて差し支えないですし、履歴書や面接などではしっかりとこれをあなたの考えや思いとして表現できることが大事です。
そして救命救急の仕事を追求することが、あなた自身の魅力となる
救命救急の職場から「ぜひ来てほしい、採用したい」と言われるような看護師像は少し見えてきたでしょうか?
ここまでで「わかった、救命救急を目指して頑張ろう、自分ならやれそう」という方もいれば、「こんなに大変そうなのに自分はなれるか不安になった」という方もいることでしょう。もちろん、両方の思いを抱える方も。
ここで大事なのは、今、あなたが感じた気持ちを大切にして前に進むことです。
救命救急は看護師の職場の中でも、特に業務も大変で責任が重い職場です。ただ就職できてそれで終わりではなく、就職してからも決して楽な道のりではないはずですので、ずっと努力が求められる職場です。
救命救急から見て理想的で魅力的な看護師像を垣間見た今、「やれそう、頑張ろう」と思う気持ちも「不安だ」という気持ちも、どちらもあなたが現実に救命救急看護師への道を追求し始めたからこその気持ちです。
命への真摯な思い、救命救急の仕事への責任感の重さを感じ取ったからこそ出てくる気持ちで、まさに今あなたは救命救急へのスタートラインに立ったと言えるのです。
ここから救命救急を目指して少しずつでもスキルを身に着けたり、まずは今の仕事や勉強から命への責任を追求したりすること、それがあなたの看護師としての実力と魅力につながっていきます。
そして、自分を励ましたり、時には立ち止まって自分を見つめなおす、今と同じそんな気持ちを持ち続けることが、救命救急で働き始めてからもあなたの原動力になるはずです。
まとめ
どうでしたか?救命救急から見て採用したいと思える看護師は、技術的にも人間的にも魅力的な看護師なんですね。
救命救急は簡単ではない職場だけに就職へのハードルも高いように感じたかもしれませんが、看護師として救命救急を目指すような位置にいるあなたにとっては、自分もこんな魅力的な看護師になれたらと思えるのではないでしょうか?
ところで、救命救急への就職を具体的に考えているならば、転職サイトに登録してコンサルタントと作戦を練って就職活動に臨みましょう。
救命救急はやはり高い技術や意識を持った看護師を求めていますので、新卒採用や転職ではすぐに配属されない場合もありますし、人気がある医療機関ならあなたの魅力をアピールできるような作戦も立てて臨むのがベターですよ。
執筆者情報
救命救急センターの看護師の求人はどこで見つければいいの? 編集部
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