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救命救急の看護師の仕事内容は何?処置だけじゃない幅広い業務がある

救命救急の看護師の仕事内容を知っていますか?

救命救急は、救急の中でも三次救急と呼ばれる分野で最も重症度が高い分野です。そんな緊迫感と責任のある分野で、看護師はどんな仕事をしているのでしょうか?

救命救急での看護師の気になる仕事内容、どんな業務を行っているのか、についてここでは見ていきましょう。

でも、仕事内容や業務内容だけでは救命救急看護師の仕事の本質を語ることはできません。

仕事内容だけでなく、救命救急の看護師の仕事の本質について知りたいという方は、当サイトの「深いと思っていたけど、やっぱり深い!救命救急の看護師の役割!」という記事もぜひご覧になってくださいね。

救命救急の看護師の仕事内容①救急患者の受け入れ

救命救急の看護師の仕事内容①患者の受け入れ

救命救急看護師の仕事内容と言えば、まず最初にこれですね。救急搬送された患者さんの受け入れです。

救命処置・救急処置の実施

到着時に生命の危険がある患者さんでの蘇生や、ルート確保、止血、創傷処置などがあります。また、装着したモニター類の確認、バイタルサインズのチェック、患者さんの観察と記録は欠かすことのできない看護師の大切な仕事です。

救命救急の看護処置はここが違う!

ところで、通常の入院などと救命救急とが違うのは、その緊急性と命への影響の大きさです。

通常の入院でもあらかじめ外来からの情報や前回入院の情報などを収集して準備をされるでしょう。

救命救急ではホットラインからの情報で患者さんの状態を予測して必要な薬品や器具の準備をしておきますが、患者さんが搬送されたら待ったなし!搬送されてからゆったりと病状を聴取して対応している暇はありません。

少しでも処置が遅れることで患者さんの命が失われてしまうことがあるのです。

ですから、経験や知識に基づいて、医師がこう動くだろうこう指示するだろうとある程度先を読んで処置をしたり医師の介助をすることも求められます。

救命救急の看護師の仕事内容②救命病棟での処置や全身管理、日常生活援助

救命救急の看護師の仕事内容で次に意外と多いのがこれです。

救急処置室で救命処置を終えた患者さんはすぐに集中治療室(ICU)や一般病棟などに移るとは限りません。救命救急センターには救命病棟を備えてあります。

救命病棟では救命救急の看護師が患者さんをICUのように全身管理しています。

モニター監視は当然のこと、多くの患者さんが人工呼吸器やPCPS・IABP・CHDFを装着されています。

看護師はそういった医療機器の管理はもちろんのこと、患者さんの全身状態が安定するようにバイタルチェックや輸液管理などを行います。

また、そのような患者さんたちに対しては、患者さんの体を清潔にしたり、口腔ケアをしたり、体位を整えたり、褥瘡を予防したり、ベッドや室内の環境を整えたりといった看護ももちろん行います。

病院に併設されていない救命救急センターであれば一般病棟を持っていないため、かなり病状が改善した患者さんがそのまま入院していることもあります。そういった患者さんには一般病棟のような入浴介助や排泄ケアといった日常生活援助も行っています。

救命救急の看護師の仕事内容③患者や家族への精神的ケア

救命救急の看護師の仕事内容として欠かすことができないのが精神的ケアです。救急搬送された患者さんや家族の方はとても動揺していたり緊張していたり取り乱していたりします。

緊急の処置に追われていると、患者さんや家族の気持ちが追い付けないこともあります。患者さんや家族の様子に目を配り、声をかけたり説明をしたり傾聴したりして精神的にも落ち着けるようにするのは重要な看護です。

命がかかわっている現場で体のことが優先になるとはいえ、患者さんや家族から見ると医療者が精神的な支えとなれるかどうかというのは大きく印象を変えさせ記憶にも焼き付けられることです。

また、体が回復しても心が回復しなければ、人は回復したとは言えません。ですから、救命救急の看護師は精神的なケアをとても大事にしています。

救命救急の看護師の仕事内容④救命処置に必要な機器の点検、物品管理

救命救急の看護師の仕事内容には、機器の点検や物品管理も含まれます。

救命救急ではあらゆる診療科に対応して緊急処置を行いますから、実に多くの医療機器や物品・薬品を使います。

それらの機器が緊急時に正常に作動しなかったり、薬品が不足したらどうなるでしょうか?それも患者さんの命に関わることです。

機器の管理にはもちろん臨床工学技士も関わっていますが、看護師は毎日の勤務の中で必ず機器の点検をして物品や薬品の整備をしています

これは日常の備えとして必要な仕事ではありますが、看護師の側から見ると単なる仕事内容の一つとして行うだけでなく、機器や物品に不慣れな看護師は患者さんに危険を及ぼすことなく触れて慣れることができる、格好の教育の機会にもなっています。

まとめ

どうでしたか?ここでは救命救急の看護師が日常的に行っている仕事に焦点を当ててお話をしました。

「さすが救命救急の看護師らしい仕事内容だな」と思うこともあれば、「えっ?こんなこともしているの?」と意外に感じたこともあったのではないでしょうか?

また、「これなら私にもできそうかも」と思ったこともあれば「こんなこと、私にできるだろうか」と感じたこともあったかもしれませんね。

実際の仕事の内容をより詳しく知るには転職サイトの力も借りてみてください。どうしてもその職場によって実際は異なる場合もあります。

転職サイトのコンサルタントから、現場の声を教えてもらうのも転職先選びの一つの物差しになりますよ。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ救命救急センターの看護師の求人はどこで見つければいいの? 編集部

救命救急センターの看護師の求人はどこで見つければいいの?は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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