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救命救急の新人看護師の心得3つ!転職・異動後の不安を消す秘訣!

救命救急に看護師が新人として配属された場合、不安でいっぱいになっていると思います。

救命救急というと、他では診療することができないような急性の重症患者さんが集まる、命の砦のようなところです。看護師の責任も大きい部署ですよね。

救命救急で働いていくには、誰でも一度は「新人」の時代を通っているはずなのですが、すでに立派に働いている先輩たちを見るととてもそんな時期があったようには見えないし、救命救急未経験だと自分はやっていけるのか不安になりますよね。

ここでは転職組など中途採用で救命救急に配属になった「新人」看護師たちや人事異動で初めて救命救急に配属になった「新人」看護師たちが、立派に救命救急の一員になっていくまでのお話をします。

なお、大学や専門学校を卒業したばかりの方向けには、「新卒」というキーワードで同サイト内に「救命救急の看護師って、新卒でも採用されるの?新卒でもやっていけるの?」という記事があるので、そちらをご覧くださいね。

救命救急の新人看護師の心得その1、「至誠通天(しせいつうてん)」

救命救急の新人看護師の心得その1

救命救急の新人看護師の心得の1つ目は、「至誠通天」です。

「至誠通天」という言葉、ご存知でしょうか?「誠実に謙虚に目標に向かって努力すれば、必ず思いは通じる、物事は達成できる」という意味の言葉です。

救命救急センターで働きたいと思う看護師はたいてい、志がとても高い看護師たちです。

多くの命を救いたい、地域の救急医療をもっと良くしたい、重症の患者さんを癒したい・・・あなたもそんな思いを持って救命救急を夢見ている、もしくは救命救急に来たのではないのでしょうか。

そして、すでに救命救急に配置されるために、様々な努力を重ねているはずです。

ところが、救命救急という場所は働き始めてからがまさに救命救急看護師としての長い一歩一歩の始まりです。

自分が勉強してきたことをもっと出したい、なかなか思うような仕事をさせてもらえない、やってみると思っていたように全然できない、知っているはずのことがうまくいかない、など様々な壁に当たることになるでしょう。

そこで、「至誠通天」なのです。

あなたは自分ができるということを表現したいかもしれませんが、それは通じないのが現実です。そんな時に、仕事に対して、命に対して、患者さんに対して、先輩たちに対して誠実に謙虚に自分を振り返りながら努力し続けることが大事です。

自分のやりたいことと、患者さんに必要なことを区別して考えなければなりません。

自分がこうすべきだと思うことと、本当に優先するべきことを見分けなければなりません。

自分が立ち止まっている時に、周りは動いていることに気づかなければなりません。

自分がこれは正しいと思っていることや自分がこれまでやってきたことを、命を救うためには捨てなければならないこともあるかもしれません。

自分だって看護師としてこれまでやってきているのに、救命救急では新人ですから、時には悔しい思い辛い思いをすることもあるかもしれません。でも、患者さんのためだと思い直してみてください。

どれほどキャリアを積んできた看護師でもどれほど勉強してきた看護師でも救命救急では新人です。立ち止まって「命」に対して謙虚であること誠実に努力すること、これが第一の心得です。

救命救急の新人看護師の心得その2「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」!

救命救急の新人看護師の心得の2つ目は、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。

この「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざは、救命救急の新人看護師にとってはとても大事な戒めにもなる心得です。

意味はその通り、「聞くときは恥ずかしいけれど、聞くときに聞いておかなければ知らないまま通すのは一生の恥ずかしい思いをすることになる」ということわざです。

先ほどの「命に対して誠実・謙虚である」ということを行動で表しているとも言える心得です。

救命救急を目指してきた看護師は志が高い分ときにプライドもありますし、転職組や中途採用や人事異動での配置でしたら、自分よりも年下の看護師に指導されるということもしばしばでしょう。

でも、救命救急の現場に入ると、思っていた以上にあなたが知らないことや初めて遭遇することがたくさんあるはずです。こうだと思っていたことがどうも違うらしい、ということにも出会うかもしれません。

ここで大事なのはわからないことはとにかくすぐにできるだけその場で聞くということです。同様に自分ができないこと・どこまでできるかということもすぐに伝えるということです。

救命救急を目指してきたあなたらなら理解できるでしょう。救命救急のように命のタイムリミットが迫っているような場所で、物事を知らないままで処置などをしようとする看護師がいるとどれほど危険なことか

ですから、何でもできるだけ早く聞くことです。聞くことはもしかしたらためらわれるかもしれません。でも、あなたがその場で聞いて恥ずかしい思いをするのと、そのために命が失われるかもしれないのと、どちらが恐ろしいことでしょうか?

そうです、「聞かぬは一生の恥」ではなく、「聞かぬは命がけ」、それが救命救急だと心得ましょう。

大丈夫です、あなたは救命救急では新人なんですから、聞くことは本当はちっとも恥ずかしくないことです。むしろ、聞くことができる・できないことが言えるあなたは信頼に足る看護師なんです

救命救急の新人看護師の心得その3、「住めば都」

救命救急の新人看護師の心得の3つ目は、「住めば都」です。

最後の心得は「住めば都」です。

救命救急センターは、はたから見ると「しんどい」「大変」「責任が重い」「怖い」などというイメージを持たれがちですし、実際、そういう面があるのも確かです。

しかし、その大変さに見合うだけ、看護師としての「やりがい」や「喜び」も大きいのが救命救急です。

それに、「先輩たちが怖いのでは」などという心配をする人もいるかもしれません。実際、それなりに「厳しい」のは確かでしょう。でも先輩たちは「後輩に怖い」のではなく「仕事に厳しい(シビア)」のです。

考えてみれば当然です、患者さんの命に直結した仕事をしているわけですから、仕事に厳しくなるのは当たり前のことでしょう。

それを「怒られてばかりで怖い」「注意されてばかりで怖い」という風にとらえると、救命救急センターという場所が怖くなってしまいます。でも先輩たちは「仕事に厳しく」「自分に厳しく」「命に誠実」なんです。

それに、救命救急では一人で救命処置ができるとは思っていませんから、チームワークが大事にされています。

あなたが仕事に慣れて立派な「チームの一員」になる・そんな自覚ができるには多少は時間がかかるでしょうが、チームの一員として救命できたときの喜びはより大きいんです。

そう、救命救急は「住めば都」なんです。あなたはまだ「新人」なんですから違和感があるのは当然。でもあなたも住み慣れれば、救命救急ほど仕事が面白くやりがいのあるところもなかなか他にないかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?三つのことわざに例えて「新人」の心得を挙げてみました。

救命救急に転職したり配属になると、他の部署に転職したり配属になるのとはちょっと一味違う体験になるでしょうから、最初は困ることもあるかもしれません。

この心得を胸に、救命救急でぜひ働いてみたい、という方は転職サイトを使ってみることをお勧めします。あなたにとって「住めば都」になりそうな救命救急センターをコンサルタントが見つけてくれますよ!


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ救命救急センターの看護師の求人はどこで見つければいいの? 編集部

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